活動拠点

東京原木会館ウエストウイング『木族Networks』

東京・東陽町の東京原木会館敷地内に位置する『木族Networks』の活動拠点です。“木材の魅力を存分に活かした体感型ショールーム”を基本コンセプトに、内外装に無垢材をふんだんに使用した空間づくりがなされています。

アイソメ図

ここで使われている素材たち

【外装】
外部ルーバー:レッドシダー4寸角 L=4000、柿渋塗り(西川本店)
小口塞ぎ:真鍮t=5(辻マーク)
既存建物外壁:ケレン補修後 FMX左官塗り(フッコー)

【外構】
ルーバー下たたき:伊勢ゴロタ3寸丸 敷き並べ 外構床:瓦左官(ぬり貫) 植栽:葛垣(ゴバイミドリ)

【エントランス】
外部階段:レッドシダー W180×H80 柿渋塗り(西川本店)
玄関扉:レッドシダー4枚剥ぎ t=60 柿渋塗り(西川本店)

【サロン・ブラウジングコーナー】
床:チークフローリング W=90乱張り t=15
巾木:チーク H=45
壁:硬質ウレタンフォーム吹付け t=20の上、PB t=12.5GL工法、西洋漆喰塗 t=3(ぬり貫)
天井:レッドシダー 140×15 ラフソーン・スムース仕上 柿渋塗り(西川本店)
特注楕円テーブル:サペリ2枚剥ぎ 1350×2400 t=50 H=720(協和木材産業)
特注ペンダント:1240φ グラスクロス張り LED照明(ヤマギワ)

【廊下・展示コーナー】
床:チークフローリング W=90乱張り t=15
巾木:チーク H=45
壁:硬質ウレタンフォーム吹付け t=20の上、PB t=12.5GL工法、西洋漆喰塗 t=3(ぬり貫)
天井:レッドシダー 140×15 ラフソーン・スムース仕上 柿渋塗り(西川本店)
ルーバー:レッドシダー3寸角 銀杏面、瓢箪面交互 柿渋塗り(西川本店)
サインクラフト レッドシダー t=45 柿渋塗り(西川本店):(長谷木)

【会議室打合せコーナー】
床:チークフローリング W=90乱張り t=15
巾木:チーク H=45
壁:硬質ウレタンフォーム吹付け t=20の上、PB t=12.5GL工法、西洋漆喰塗 t=3(ぬり貫)
置き家具:既製品(天童木工)

設計者コメント

デザインファーム合同会社 向井裕氏(左) 宮澤俊一氏(右)

デザイン・ファーム合同会社
向井裕氏(左) 宮澤俊一氏(右)

無垢材の魅力に包まれる“木文化醸造サロン”

東京原木協同組合の交流施設「東京原木会館」敷地内に位置する既存管理棟を、木材のさらなる普及促進を図る文化事業の活動拠点としてリノベーションするにあたり、私たちが心がけたのは、“無垢の木(原木)の良さを再発見できる体感型ショールーム”としての空間づくりです。 振り返れば木材は、常に私たちの身近にありました。住まいをはじめとするほぼすべての建築物が木造でつくられ、建具や家具、日用品など、さまざまに加工さ れた木材に囲まれた中で日常生活を送ってきた私たち日本人。そうした歴史と文化によって培われた木材に対する知恵や技術、実感や思いなど、情報やマニュア ルだけでは伝えきれない“木の文化”を継承発展させていくためには、その魅力を実際に体感できるハードとしての建築が必要だと考えたのです。 そこで、いまでは希少となってしまった知恵や技術の粋を集めるために、東京原木協同組合ならではのネットワークをフルに活用させていただき、樹種の選定か ら加工や仕上げ、そして施工までを、専門の職方たちのアドバイスを受けながら、エクステリアやインテリア、家具や建具などを、ともにつくりあげていくこととなりました。

デザイン・ファームHP

建築データ

所在地:東京都江東区東陽5-30-13MAP
設 計:デザイン・ファーム合同会社
施 工:株式会社佐藤建築
竣工年月:2012年9月
建築面積:75.60m²
構造・規模:鉄筋コンクリート造平屋建て(リノベーション)